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悪魔の系譜-長門有希の100冊

悪魔の系譜
悪魔の系譜
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ジェフリー・B. ラッセル
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89番 J・B・ラッセル『悪魔の系譜』

大雑把な内容
カリフォルニア大学教授ジェフリー・バートン・ラッセルによる
キリスト教社会における悪魔(の概念)や神の認識の歴史。

目次
序言
1-悪 2-世界の悪魔
3-善なる主と悪魔 4-キリストと悪の力
5-サタンと異端 6-二元論と荒野
7-古典的なキリスト教徒の見解 8-庶民とエリートのルシフェル
9-スコラ学者、詩人、劇作家 10-唯名論者、神秘主義者、魔女
11-悪魔と改革者 12-壮麗な玉座高くに
13-地獄の崩壊 14-ロマンスからニヒリズムへ
15-悪の統合 16-アウシュビッツと広島
17-悪の意味
神の両面を示す聖書のくだり(付録一)
新約聖書における悪魔(付録二)
訳者あとがき
索引

感想
悪とはなんぞや、ってとこからはじまって
神が在るならば、なぜ悪が?
という問題の認識の歴史なんかも関係しながら
また、偉大な文学作品における悪魔に影響されたりしながら
キリスト教社会において「悪魔」がどう存在するかという学問的な書なので
感想と言っても難しいものがありますが、非常に興味深くおもしろいです。
聖書とかいろいろ詳しくないとへぇ~としか認識できない内容も多く
なかなか難しい本ではあるけども、この本を通じて作品を読んだりして
そしてまた読みかえせば色々知識が深まりそうです。
この本を中心に置いてあちこち飛べば卒論ぐらいなら余裕で書けますねw
宗教・文学・歴史etc.いろいろな視点から切っていけます。
ダメ院生のわたしもまだまだ理解しきれてませんが、
文学部で西洋絡みの大学生なんかには一読の価値ありまくりです。

欧米文化を知る上でキリスト教は避けて通れない道なのはもちろん
その他一般としても「悪」は「愛」とならんでツートップの重要なテーマですし
著者にとっての悪とはなんぞやってのがあるはずですからね。

ハルヒ的には直接的にはよくわからんけども
長門有希の100冊の中の
エリファス・レヴィ(『魔術の歴史』)
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
あたりが微妙に関係してくる。
このへんは作品中の表現や描写への直接的影響というよりは
学問的知識+考え方とか内面的な部分を刺激したりって分野ですかねー

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わかりやすくておもしろいキリスト教の歴史の本があれば後日また紹介します

ちなみに我が家は全然信心深くない浄土真宗で
キリスト教のまわし者では全くないのでそこんとこよろしくですw
わたしは宗教に憑かれた人間こそ悪魔だと思っとります。
金の亡者、文化クラッシャーも同じく悪の権化ですね。

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