★長門有希の100冊を読もう★
古い記事でもコメント大歓迎!リンクもどんどんしてやってください。
陸橋殺人事件−長門有希の100冊
陸橋殺人事件 (創元推理文庫 (172‐1))

77番 ロナルド・A・ノックス『陸橋殺人事件』

超あらすじ
舞台はロンドンから汽車で一時間のゴルフ場がある寒村。
ゴルフ場のクラブ会員の4人のおっさんがプレイ中にボールをスライスさせた先の
鉄道線路の陸橋の下で同じクラブ会員の男の死体が発見される。
状況は自殺・他殺・事故死のどれもがあり得る状況。
警察は自殺の線で捜査を進めているようだが
おっさん達には他殺のような気がしてならないしそれっぽい証拠も発見した。
で、素人探偵となって独自の調査を開始。
その後警察も殺人事件として動き出す。
はたして素人のおっさん達は警察を出しぬけるのか

感想
ノックスの十戒で有名なノックスの作品。
ノックスの作品読んだことなかったので十戒のようななんか固いイメージしかなかったけど
これはそれを守りつつも反則すれすれの技ではめられた印象ですw

何を書いてもネタバレになりそうな感じでございますが
古典的名作ミステリでおなじみ、最初にやったもん勝ちの系統で
中盤の盛り上がりとオチのギャップがおもしろかったです。


谷川流作品にはあんまり関係なさげか。
無理やりこじつければ素人探偵がバカやってる雰囲気とかその辺かねぇ。
続きを読む

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱関連 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/08/20 21:54】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
長門文庫(長門有希の100冊+α)
原作・アニメ・グッズ関連記事はコチラ
すでにレビューを書いた作品はその記事にリンク張ってあります。
当然100行以上あるので続きを読むをクリックしてね☆

長門有希の100冊ショップ       ハルヒ関連商品はこちら

続きを読む

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/08/20 21:53】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
ガダラの豚−長門有希の100冊
ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)ガダラの豚〈2〉 (集英社文庫)ガダラの豚〈3〉 (集英社文庫)

48番 中島らも『ガダラの豚』

超あらすじ
<第I部>
アフリカの呪術研究で有名な民族学学者大生部多一郎は超能力関連のテレビ番組に
数多く出演するタレント教授。彼は8年前アフリカで気球事故によって娘を失って以来
アル中に、妻の逸美も精神を病んでしまいついには新興宗教にハマってしまう。
テレビ番組で知り合った偽超能力暴きの奇術師ミラクルとや助手の道満達とともに
悪徳新興宗教の偽奇跡の正体を暴き逸美救出を目指す

<第II部>
大生部一家と道満、超能力青年清川達一行はテレビの企画でアフリカへ向かう。
そして村民全員が呪術師の村クムナタトゥにて、近年現れ村人から恐れられる
アルビノで盲目の強力な呪術師バキリと出会う。

<第III部>
アフリカでえらいことになったけどなんとか帰国した大生部達。
しかし、周りで次々と人が死にまくる。
そしてなんとバキリが東京に来ているという。

感想
正直小説家としての中島らもをなめてました。
ので3冊の長い作品ということもありずっと積んでたんですけど
読みはじめると止まらない面白さでした。

2003年まで捕まらなかったのが謎だったぐらい明らかにヤってるおっさんだったので
マリファナやら幻覚やら泥酔あたりの描写が実にリアルですw
こんなもん日本じゃらもぐらいしか書けないw
アフリカ、黒人、呪い、新興宗教の描写もなかなかしっかりしてて
いろいろと説得力もあるけど冗長にならず、パワーがありました。

ただ、ものすごいおもしろいには違いないんだけど
第III部はかなり強引な展開でおもしろいながらも別の作品みたいになってるのはある。
しかしおもしろいので、時間ある時に一気にどうぞ。


谷川流的にはハルヒとはあんまり関係なさそうだけど学校シリーズの方で
超能力やら呪い系統で発想のヒントぐらいにはなってるんかもねってとこ。
続きを読む

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱関連 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/08/01 23:24】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
虎よ、虎よ!−長門有希の100冊
虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)

92番 アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』

あらすじ
"ジョウント"と呼ばれるテレポーテーション技術が一般化し、生活が大きく変貌した未来。
宇宙船《ノーマッド》は攻撃を受け、火星と木星の間を漂流していた。
そしてその中で三等機関士ガリヴァー・フォイルはただ一人生き延び
約半年救助を待ちようやく姉妹船である《ヴォーガ》を見つけ必死に救助を求めるが
その甲斐なく見捨てられてしまう。
激怒したフォイルは《ヴォーガ》への復讐を誓い、そのために生還するが、
漂流していた彼を拿捕した野蛮人によって顔に恐ろしい刺青をされる。
野蛮人の元を脱出し地球に戻った彼は復讐の準備を進め、
そのうちに《ノーマッド》の中にはすごい額の白金と、パイアと呼ばれる謎の新兵器が
今なお存在している知る。

そんな彼の脱出と復讐の物語

感想
SFの傑作として名高い本がようやくの復刊を果たしました。
50年前の作品とはとても思えない、迫力のあるストーリーです。
あまり共感できるようなキャラはいませんが
キャラクター一人一人が個性的で力強い存在感があっておもしろいです。

GONZOのアニメ「岩窟王」の原作…にしたかったけど権利的に無理だった作品で
んでから「ハイペリオン」あたりの源流ともいえる作品ではないでしょうか。
SF的なギミックがあちこちにうまく散らばってて
それら一つを取り上げても別の1冊を作れそうな感じです。
で、ラストの超展開はまさに超展開です(笑)

間違いなく名作だしせっかく復刊したのでYou読んじゃいなよ!

谷川流的には〜他のと色々かぶるし直接的とは言い難いけど
「学校を出よう!」シリーズの蜩のESP能力が第一に思い浮かびました。
「能力」という意味でね。
表現的には「デュマレストサーガ」の方がさらに近いというかほとんど一緒。

ラスト付近のジョウントから何か得たモノもあるかもしれんけど
他にもっとソレっぽいのは色々あると思うしネタバレすぎるから割愛。

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱関連 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/03/21 23:30】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
【完本】黒衣伝説 −長門有希の100冊
完本 黒衣伝説

13番 朝松健『【完本】黒衣伝説』

内容
伝奇ホラー作家朝松健が、失踪したオカルト編集者那須蔵人の手記を元に記した
人類の歴史を裏で操ってきた「黒衣」をまとう奴らの陰謀論『黒衣伝説』を出版して13年、
それに「序章」「インタールード」「エピローグ」と注釈、牧野修の解説を加えて
【完本】としてよみがえる。

MIB、黄金の夜明け団、西洋魔術、クロウリー、メイザース、イルミナティ、
サン・ジェルマン伯爵、UFOその他もろもろが話題にあがる。

感想
自分がいったい何を読んでるのかわからなくなってくる不思議な書です。
どっからどこまでが何でどうでそしてうわああああああああああああああああ
っていう感じのオカルトでホラーでメタな小説でございます。
あとがきどころか解説まで含めて一つの話としてまとめてあるのが
個人的にツボでした。
しかしある意味一番気になるのは

序章の「五つを数え」た「朝松健のファンのサイト」

と、いうのにあのサイトが含まれているのかどうか。
私は現状コレ以外の朝松作品をさっぱり読んだことが無いんですけど
「あのサイト」は読書レビューページかつ朝松健ファンサイトだったようですから。
調べたところその「本人様」も同じことを気にしてたようですがw

で、谷川流的には作品への直接的な影響は強いてあげても
ハルヒの不思議探索とかまぁその辺でしょうけども
氏がファンだったからかどうか知りませんけども長門有希の100冊内の
41番アレイスター・クロウリー『法の書』は本の中で数多く話題に上がっていて
55番チャールズ・フォート『呪われし者の書』も『呪われた者の書』としてでてきます。
日本語訳されてない本がわざわざ邦題で挙げられた出所は
おそらくこの本の影響でしょう。
エリファス・レヴィの名前もちょろっと出てきます。
ついでに「と学会」の名前も一回だけでてきました。

しかし谷川ファン的には他の朝松作品も読んでみないといけませんね。

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱関連 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/03/15 22:16】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
イメージ・シンボル事典−長門有希の100冊
イメージ・シンボル事典


53番 『イメージ・シンボル事典』
アト・ド・フリース:著/ 山下 主一郎 他:訳


内容
ヨーロッパの文化、文学、芸術etc.を読み解くための
「イメージ」「シンボル」の意味を解説した事典。

モノによっては科学的には必ずしも「真実」ではなく
かつて長らくそのように信じられてきたという点に注意。そしてそれが重要。

感想(?)
ヨーロッパ(ドイツ)文学専攻としても創作のお供としても欲しいな〜
と、前々から思ってたんですが値段見てわかるとおり高額なわけですよ。
で、ようやく購入。本自体は図書館なんかにけっこうあるので
買う前には一回軽くどんな感じか内容確認しといた方がいいです。
なんせ高いからw
個人的には神話関連や鉱物、天体系の解説がおもしろいし役立ちそうですね。
ってか事典に感想って何書けばいいんだよ!
何かあったらそのうち追記します。

谷川流的…というか一般的に作家として創作のお供にしたりとか
なんかヨーロッパ系の文献読む時のお供にとかそんな感じでしょう。
ってか他の使い方なんて武器にするぐらいしか思いつかんw

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱関連 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/03/14 18:59】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
殺人喜劇の13人−長門有希の100冊
殺人喜劇の13人

37番 芦辺拓『殺人喜劇の13人』
第一回鮎川哲也賞受賞作

超あらすじ
D※※大学のミニコミ誌サークルの人間が、彼らの多くがすむ泥濘荘を中心に
次々に、さまざまな方法で殺されていく。
犯人は誰なのか?

感想
登場人物ががんがん死んで行くにも関わらず重くならない軽いノリがナイスです。
話も仕掛けもおもしろい。
しかしこの手の本はあまり書くとネタバレになる部分が多いのでこまったもんだw
唯一の難点は序章に一気に人が出てくること。
把握できるわけがないw
せめて本のカバー折り返しか目次の前後に登場人物表付けろよ講談社文庫。
そこを自分で表作るか読みに戻るかして乗り越えれば勝ち。
まぁせっかくだから人物表作っときます。

京阪電車とか阪急電車とかD※※大学(笑)がでてくるので
その辺に住んでる人にはオススメ度2割増。

ハルヒ的谷川的にはまぁこれといってないけどあえてあげるなら
饒舌で軽めな文章と、クリスマスに鍋を食うってぐらいですかね。
ちなみに私もクリスマスに鍋食いに行ったことありますが
店はガラガラで店員の方が客より多いかもしれんぐらいの勢いでしたw
続きを読む

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱関連 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/03/02 22:03】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
椿姫を見ませんか−長門有希の100冊
54番 森雅裕 『椿姫を見ませんか』

超あらすじ
声楽から日本画に転身し芸大に通う守泉音彦はある日ほとんど面識ゼロの相手、
大学でおこなわれるオペラ「椿姫」の実力と美しさをかねそなえた主演女優
から電話で相談があると告げられるが、悪戯だと思い適当にあしらうが、
その翌日、彼女は稽古中に毒殺されてしまう。
責任を感じた守泉は腐れ縁の酒乱ヒロイン鮎村尋深と共に事件を調査する。
その中でマネの描いた椿姫のモデル"マリー・デュプレシ"の贋作騒動が浮上。
それに関与していた日本画講師がまたもや毒殺される。

そしてなんだかんだとあって最終的に尋深の身に危険が迫る。

感想
新品を諦めてAmazonの中古で購入。
おもしろいのになぜ再刷されんのだ。

ミステリ部分は推理小説というより探偵小説として普通におもしろいですが
作者が芸大出身だそうで芸大のおもしろ事情・裏事情が
活き活きと(なまなましく?)描かれてるのがおもしろいです。
ツンデレともちと違う少々ぶっとんだヒロインも魅力的。

ちなみに「椿姫」自体を詳しく知ってる必要は特にないです。
(あらすじぐらい知ってた方がいいかもしれませんが作中にもでてきます)

ハルヒ的にも谷川流的にもあんまり関係なさそうですが
無理やりこじつけるならばヒロイン鮎村尋深の性格が
ハルヒの性格に多少の影響を与えてるかもしれません。
2%ぐらいw
続きを読む

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱関連 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/02/21 22:58】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
夢の樹が接げたなら−長門有希の100冊
夢の樹が接げたなら (ハヤカワ文庫JA)


75番 森岡浩之『夢の樹が接げたなら』

収録&超あらすじ
・夢の樹が接げたなら
→脳に電極刺して直接言語を習得させられるようになった時代。
 独自の言語を作る言語デザイナーの主人公は、
 彼女の弟がある言語を習得してからおかしくなったという事から
 調査をはじめ、既存の言語とは全く異なった言語と遭遇する。

・普通の子ども
→「普通の子ども」が貴重になった時代の話。

・スパイス
→総合メディア企業の女子キャスターの主人公が
 非人道的おっさんに取材をするチャンスを得た。彼を知る者は彼を評して
『あいつはやみくもに活動しているように見える。ところが、あとでふりかえると、
 そのばらばらの行動は大きな目的をたっするための布告だったことがわかる。
 やっかいなのは、あいつが目的を達成するまで、それがなになのか、
 だれにも見当がつかないことなんだ』 

 と。

・無限のコイン
→ある日突然カードの残高が∞になった。

・個人的な理想郷
→自分の興味のあるニュース・情報だけを見れるようになった時代の
 ある会社員の話。

・代官
→荘園、朝廷、幕府、といった時代設定の世界で、日本(であろう国)は
 <天狗船>で来寇した<天狗衆>にフルボッコにされて支配されますた。
 天狗衆の遣いの預所と他の名主との板挟みにあう名主のおっさんの話。

・ズーク
→子供が二人だけで生きている閉鎖的世界の言語の話。

・夜明けのテロリスト
→人間のやれることはたいがい「メディット」と呼ばれるコンピューターが
 代わりにできるようになった時代、
 どうやら超能力があったらしい故人を研究してその能力を解明したい企業と
 アンチメディット集団<夜明けのテロリスト>との戦い。

感想
全部おもしろかった。
見事。
なかでも表題作と、スパイス、夜明けのテロリストが特に。

「夢の樹が接げたなら」と「ズーク」は言語にスポットを当てた話で、
自分の日頃の言語に対する感覚を考えさせられる話でございました。

ハルヒ的長門的谷川流的には
既存の言語の限界を感じさせる「夢の樹が接げたなら」とか
絶望的トラウマ的な「スパイス」とか
「夜明けのテロリスト」のオチとかが
なにかしら影響があるかもしれんですね。

あと関係あるかないかは知らんけど
シャナに出てくる宝具「玻璃壇」とほぼ同じ物が『代官』にでてきます。
続きを読む

テーマ:涼宮ハルヒの憂鬱関連 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/02/20 00:18】 | 長門有希の100冊+α | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム | 次ページ